製品のご案内
FutureChemistry
FutureChemistry社製品とアプリケーションに関するよくあるご質問
※製品の仕様と価格は予告なく変更になる場合があります。詳細はお問い合わせください。
- フローケミストリーとは?
- マイクロリアクターとは?
- フローリアクターを使用する利点は---バッチに比べて?
- チューブとポンプがあればフローケミストリーができるが、どうしてマイクロレアクターなのですか?
- マイクロリアクターに適した主要条件は何でしょうか?
- クレメンソン還元など多くの反応が固体のパーティクルを必要としますが、貴社のマイクロリアクターはこのような反応に適しているでしょうか?
- クエンチングの方法は?
- どのタイプのマイクロリアクターが所望する反応に必要ですか?
- 文献はありますか?
- 酵素リアクションとして使えますか?
- もし希望する反応がリストに掲載されていなかったら、自分の化学反応をフローケミストリーで適する条件をどのようにすれば知ることができますか?
- ガスを副産物として発生させる反応がありますが、FlowStart EVOはそのような反応に適していますか?
- 今使っているバッチ反応からマイクロ/マクロリアクターへ移行する際のパラメーターはどうすればいいのでしょうか?
- クエンチングが必要な反応の場合どうすればよいでしょうか?
- フローケミストリーで得られたプロダクツをどのように分析すれば良いでしょうか?
- マイクロリアクターで容易にスケールアップできるでしょうか?
- FlowStart EVOのレンタルメミューはありますか?
- FlowStartを異なる条件でマルチステップ反応させるため連結して使用出来ますか?
- フローケミストリーとは?
フローケミストリーは化学反応の連続操作に用いられる一般的な用語です。バルク生産されるようなプロセスにおいてフローケミストリーは永らく使われていましたが、最近になってラボや少量生産の場では比較的新しい表現です。マイクロリアクターの発展によりラボ領域にフローケミストリーが浸透してきました。
- マイクロリアクターとは?
マイクロリアクターとは混合と反応が起こるデバイスです。その中には写真のように小さな流路やそのガイドがあります。流路径は概ね1mm程度の寸法のため温度制御がしやすく、物質移動限界を下げることに繋がります。そのためマイクロリアクターは反応が早い発熱反応には最適です。
- フローリアクターを使用する利点は---バッチに比べて?
単刀直入に言えば、プロセスパラメーターをコントロールしやすい。
新しいプロセス条件が広がる---2回目の反応させるたり、溶媒の沸点以上で容易に反応させることができる。
化合物製造を更に安全に行うことができる。
化学的廃棄物を少なくさせ、高価なスターティングマテリアルの消費を抑えることができる。
- チューブとポンプがあればフローケミストリーができるが、どうしてマイクロレアクターなのですか?
マイクロリアクターはフローケミストリーに比べていくつか利点があります。容積がとても小さく最適化する間高価な化合物をセーブすることができます。特殊な幾何学的ミキシング構造は効率的な混合をもたらします。又、温度制御はマイクロリアクターが容易にコントロール可能です。
- マイクロリアクターに適した主要条件は何でしょうか?
2つの条件は溶解されていることとスピードです。固体パーティクルが混合の際に存在しないこと、FlowStartや FlowStart EVOでは20分の最大反応時間を推薦しています。
- クレメンソン還元など多くの反応が固体のパーティクルを必要としますが、貴社のマイクロリアクターはこのような反応に適しているでしょうか?
フローケミストリーは固体パーティクルのない溶液中で殆ど行われます。それはパーティクルが詰まりや内部付着を引き起こす原因となるからです。しかし、いくつかのケースでは小さなパーティクルがクエンチングに使用されることがあります。又、いくつかの例ではフローケミストリーがナノパーティクルのような固体パーティクルを産生するのに活用されています。
- クエンチングの方法は?
ガスモジュールを付属させ気・液反応させる際に必要となるでしょう。どうぞコンタクトして頂き、ガスフローのレギュレートの方法やお客様でのインフラ状況をディスカスさせて下さい。
- どのタイプのマイクロリアクターが所望する反応に必要ですか?
多くの反応をカバーするマイクロリアクターを数多く取り揃えています。しかし、もし貴方のアプリケーションがカバーされていなければ、具体的な要望にお答えするマイクロリアクターをデザイン致します。
- 文献はありますか?
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our section for patents and publications にリストがございますので、 お問合せ下さい。
- 酵素リアクションとして使えますか?
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はい、フローケミストリーを使い酵素リアクションを行うことができます。例えば酵素シアノヒドリン形成は我々のマイクロリアクターを使用して実現する好例です。 詳細はこちらをご覧下さい。http://dx.doi.org./10.1002/bit.21649
- もし希望する反応がリストに掲載されていなかったら、自分の化学反応をフローケミストリーで適する条件をどのようにすれば知ることができますか?
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私どもにコンタクトして頂ければ貴方の期待する反応をサポートいたします。
- ガスを副産物として発生させる反応がありますが、FlowStart EVOはそのような反応に適していますか?
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もしガスが溶液から発生しているなら、リアクターのボリュームは減少しているので結果的にトータルの反応時間は減少します。このガス発生はすべてが問題ではないが、バックプレッシャーレギュレーターを付属させてシステムにバックプレシャーを掛けることにより防ぐことが出来ます。
- 今使っているバッチ反応からマイクロ/マクロリアクターへ移行する際のパラメーターはどうすればいいのでしょうか?
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概してこの点が最も困難で時間を要することです。FutureChemistry社は10年以上フローケミストリーの経験がありますので貴方のソリューションを得るため喜んでアシストさせて頂きます。
- クエンチングが必要な反応の場合どうすればよいでしょうか?
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一般的にフローケミストリーでクエンチングは必要ないのですが、最適化を図る際反応時間は重要なパラメーターの一つです。反応時間をコントロールするためには、希望するリアクションタイム後反応を止めなければ成りません。クエンチングは使用するリエージェントに大きく依存しますが、基本的にはその試薬を完全に使えなくすることです。我々にコンタクトして助言を得る事ができます。
- フローケミストリーで得られたプロダクツをどのように分析すれば良いでしょうか?
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いずれの従来の分析方法で分析できます。プロダクツはご使用する容器にコレクトされます。最近ではIRにインテグレートしてモニターすることも可能です。
- マイクロリアクターで容易にスケールアップできるでしょうか?
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バッチシステムでスケールアップすることは多くの時間と労力を要すると一般的に良く知られています。しかし、我々のマイクロリアクターを使用すればその労力と時間を劇的に減らす事ができますが、それでもマイクロリアクターを使ってスケールアップすることは簡単なことではありません。そこで我々はコンソーシアム Access2fFlowの企業とコラボしています。このように我々は最善のサポートとガイダンスを保障する事により、バッチシステムから連続フロープロセスへマイクロスケール、マクロスケールいずれも移行することができます。
- FlowStart EVOのレンタルメミューはありますか?
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レンタル条件がありますのでコンタクト下さい。
- FlowStartを異なる条件でマルチステップ反応させるため連結して使用出来ますか?
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勿論可能です。マルチ反応はマイクロリアクターシステムの利点の一つです。